昨夏、成田空港で帰国時の顔認証ゲートの運用が開始されていたことをお伝えし、秋からは帰国時だけでなく出国時も顔認証ゲートの運用が開始されるとの情報をシェアさせていただきました。
今回の年末年始の旅、利用した羽田空港では出国・帰国共に顔認証ゲートの運用が始まっていました。
簡単スムーズで、とても便利になりました。
機械にパスポートを置き、カメラで顔を撮影。パスポートのICチップに登録されている顔写真データと撮影した画像が照合され、本人確認ができるとゲートが開く、というシステムになっています。
この間10秒~15秒。あっという間でした。
メガネをかけている方のなかには、メガネをはずして撮影をしている人もいました。
空港の職員からは特にメガネを外すような指示はありませんでしたので、メガネをかけたまま写真撮影しても大丈夫なのではないかと思います。
パスポートの写真と同様の状態でゲートでの写真撮影を行った方がスムーズに通過できるのかな、と思いますがきっと機械の精度はものすごく良いと思いますので、メガネの有無は問題にならないのではないか、と思っています。
ただし、撮影時は帽子・サングラス・マスクなど写真照合の妨げになるものは取り外すようにとのことです。
そして、こちらの機械で照合できない場合は、これまで通り審査ブースでの手続きとなるそうです。
※羽田空港 国際線旅客ターミナル 公式HPより
羽田空港 国際線旅客ターミナル お知らせ一覧
(2018年10月25日のお知らせに上記の案内チラシがあります。)
顔認証ゲートの利用については
- IC旅券を持っていること
- 一人で機械の操作ができること
- 身長が135cm以上であること
が必要です。
このゲートを通過するとパスポートにはスタンプ(証印)は押されませんので、スタンプが欲しい場合は、ゲートを通過した所で職員にスタンプを押していただきます。案内があるのですぐわかると思います。
顔認証ゲートの詳しい使い方については法務省のホームページに載っています。
操作は簡単ですが、パスポートはどうやって置くの?など不安な方はお出かけ前にご確認下さいね。
※2019年7月 メガネをかけて出国審査について追記