ノイシュヴァンシュタイン城
今回の旅の目的地のひとつ、ノイシュヴァンシュタイン城です。
第4代バイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀に建築されたものだそうです。比較的新しいお城ですね。
ノイシュヴァンシュタイン城はミュンヘンの南西に位置しています。
ミュンヘンから特急に乗って約2時間でノイシュヴァンシュタイン城のあるフュッセン駅(fussen)に到着します。お城の麓にはフュッセン駅からバスで10分弱。
誰もがよく知るこのアングルのお城は、マリエン橋という吊り橋の上から撮影したものです。
左側の青い丸の位置にマリエン橋があります。麓からは歩くと1時間程。かなり傾斜のある坂道を延々と登っていきますので、体力に自信のない方はバスがおススメです。黄緑色の線がバスルート。バスを降りるとすぐマリエン橋があります。
吊り橋、実はとても苦手です。マリエン橋は鉄製の橋で、ぐ~らぐ~らと揺れる橋ではなかったのでなんとか頑張りました。この橋の上に来ないと絶景は見ることができません。進むしかないのです。
正直気持ちはいっぱいいっぱい。感動と恐怖が心の中で入り乱れていました。下は見ずに、どういう場所に立っているかは考えないようにして、ひたすらノイシュヴァンシュタイン城に集中。
念願のお城を見ることができ、心がスーッと軽くなったような気持ちになりました。
マリエン橋の上から見るお城はさほど大きく感じられませんが、近くへ来るとやはり大きいです。
城内は時間指定のガイドツアーになっています。
ホーエンシュヴァンガウ城
山の中腹に見えているのはホーエンシュヴァンガウ城です。
第3代バイエルン王マクシミリアン2世が廃墟になっていた古城を購入し、改築をしたものだそうです。
マクシミリアン2世はノイシュヴァンシュタイン城を建築したルートヴィヒ2世の父です。ルートヴィヒ2世は子供の頃このホーエンシュヴァンガウ城で過ごしたそうです。
青い丸がホーエンシュヴァンガウ城
ホーエンシュヴァンガウ城もガイドツアーがあります。ガイドスタッフと共に館内をまわります。日本語のオーディオガイドもありますので、ドイツ語や英語がわからなくても心配いりません。
改築前の古城は「シュヴァンシュタイン城」という名前のお城だったそうです。
「シュバン=白鳥」「シュタイン=石」の意味で、「白鳥石城」ということですね。
お城の屋根の上に白鳥の像があるのは名前に由来しているのでしょうか。
ホーエンシュヴァンガウ城から見るノイシュヴァンシュタイン城
「ノイ=新」の意味で、ノイシュヴァンシュタインは「新白鳥石城」
ホーエンシュヴァンガウ城も城内は撮影禁止ですが、撮影OKの場所もあります。撮影してよいところに来ると係の案内があります。
窓越しに見えるノイシュヴァンシュタイン城
当日のフッセンの天気予報は雪マーク、お天気を心配しながら行きました。途中小雨が降り、雪が少し舞う時もありましたが、大きく崩れることはなく無事に念願のノイシュヴァンシュタイン城を見ることができました。