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シュテファン大聖堂と聖ペーター教会 【オーストリア】


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シュテファン大聖堂

シュテファン大聖堂1

ウィーンの中心地、地下鉄シュテファンスプラッツ駅を出るとすぐ目の前にシュテファン大聖堂が現れます。

そびえ立つ高い塔と屋根のモザイクが特徴的な建物です。駅の階段を上り、地上に出た瞬間 目に飛び込んでくるこの景色に、驚きと感動で思わず「うわぁ~」っと声を上げてしまいます。大きなスーツケースを持ったまま、しばらく上を見上げて立ち尽くし…「荷物あるからゆっくり見るのは明日以降!」と、呼ばれて我に返る。笑

ウィーンに到着した日はあいにくの雨でした。雨の中スーツケースを持ったまま、立ち止まって見上げているのですから、「行くよ!」と言われても仕方がないですね。

この画像は、後日訪れた時のものです。日を改めたことで、雲一つない青空とシュテファン大聖堂が撮影できました。

12世紀から建築が始まり、今日まで長い年月をかけて再建や修復が繰り返し行われている大聖堂、今回訪れた時も外壁の修復作業を行っていました。

 

高い方の建物(南塔)は高さが136m。ビルでは35階くらいになりますね。

シュテファン大聖堂2

塔の先端をズームしてみました。金色に輝いているのは複十字でしょうか。エンブレムのように見えているのはおそらく鷲。

136mの高さですので、肉眼ではもちろん確認はできません。望遠レンズ恐るべし。帰ってきてからゆっくり画像を確認することで、その場ではわからなかった新たな発見があります。

 

シュテファン大聖堂のあるウィーン歴史地区は世界遺産となっています。

この地区は、観光客が多く集まる場所です。シュテファン大聖堂にもいろいろな国からたくさんの人が訪れていました。

 

シュテファン大聖堂3

大聖堂の奥は外の賑やかさとは対照的な落ち着いた空間です。

 

シュテファン大聖堂4

柱には細やかな彫刻が施されています。繊細で優美な彫刻の数々です。

 

塔に上ったり内部を見学することもできます。行ってみる?と相談しましたが、時計を見るとこの時14時40分。タイミングが合えば15時に行きたい他の場所がありましたので、中へは入らず目的の場所へ向かうことにしました。

 

聖ペーター教会

目的の場所はこちら、聖ペーター教会です。

ペーター教会1

15時から始まるパイプオルガンの演奏を聴きたかったのです。

 

聖ペーター教会は、先ほどのシュテファン大聖堂から歩いて3分程の距離にあります。

こちらの教会では毎日パイプオルガンのコンサートがあり、誰でも無料で聞くことができます。この日の演奏は15時から、演奏時間は30分位です。

 

ペーター教会2

中央祭壇

パイプオルガンの演奏を聴くために多くの人が集まってきていました。座席はすでに満席。後方で立って聴くことにします。他の観光客の邪魔にならないように壁際でスタンバイ。時間まで教会内部のすばらしい装飾を眺めます。

 

ペーター教会3

室内は金の装飾が施され、教会を囲むようにいくつもの祭壇が祀られています。壁や天井には沢山の宗教画が描かれています。ひとつひとつじっくり見たいのですが、天井が高くはっきりと見られないものもありました。足場組んでいただければ…

 

ペーター教会4

中央祭壇の上部に紋章

教会のパンフレットによると、『皇帝レオポルト1世のモットーが書かれている帝国の紋章』との記載がありました。紋章の下のリボンの部分に『consilio et indvstria o・z・』と書かれています。これがモットーかしら。Google先生に聞いてみたところ「デザインとエネルギー o・z・」とのお答えが。よくわかりません。

紋章にデザインされている二つの頭を持つ鷲、「双頭の鷲」は二つの権威を一つのカラダに有していることの象徴として神聖ローマ帝国やオーストリア帝国などの紋章に描かれているものだそうです。

 

ペーター教会5

天蓋フレスコ画

『聖母マリアの被昇天』と名付けられたこの絵は、聖母マリアが人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天に召されたことを描いたものだそうです。

肉眼ではかなり見えにくいですが、真ん中の小さな白い円形の部分には鳩が描かれていて、今にも空に向かって飛び立とうとしています。宗教画に見られる白い鳩は聖霊の象徴だそうです。

 

ペーター教会6

中央祭壇と向かい合った教会入口の上部にパイプオルガン

パイプオルガンの演奏を聴きながら、祭壇や絵画に目を向けていると心が洗われるような気持ちになりました。

 

ペーター教会7-1

タイミング良くパイプオルガンの演奏時間に訪れることができ、貴重な経験ができました。当初は時間が合えば行きたいな、という程度に思っていたのですが、こんな素晴らしい教会でパイプオルガンの演奏を聴くことができるのならば、このためにスケジュールを調整して是非訪れたい場所だと思いました。

荘厳な教会の中で聴くパイプオルガンの音色は、歴史の重みを感じながらも私達を柔らかく包み込み、穏やかな気持ちにさせてくれるものでした。

 

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