シェーンブルン宮殿(世界遺産)
シェーンブルン宮殿はオーストリアの首都ウィーンにあります。
ハプスブルグ家の夏の離宮として使用され、広大な庭園や大きな温室のある植物園、世界最古の動物園など、すべての施設が世界文化遺産となっています。
ウィーン市街の南西に位置しています。
正門
左右の柱の先端には金色の鷲。鷲は強さ、勇気、遠眼、不死などの象徴として使われるそうです。
宮殿
宮殿正面
大変大きな宮殿です。宮殿の幅は約175mだそうです。宮殿全体を画角にいれるにはかなり下がって撮影しなければなりません。
ウィーンへ訪れたなら、みなさん1度はシェーンブルン宮殿に足を運ぶことでしょう。この日も多くの観光客が訪れていました。
庭園
宮殿ツアーの時間までゆっくりと庭園を回ります。南北に1km、東西に1.2kmのとても広大な庭園です。新緑がとてもきれいな季節でした。
ベビーカーでお散歩している親子や、緑の中を気持ちよさそうにジョギングをしている人など、地元の人達もこの庭園を楽しんでいる様子でした。
こんな素敵な場所が日々のお散歩コースなんてとても羨ましいです。
ローマの廃墟
こちらは実際の廃墟ではなく、そのように作られたものだそうです。
庭園から宮殿を眺められる場所まできました。
ネプチューンの噴水と庭園から見る宮殿
ネプチューンの噴水
庭園を挟んで宮殿と向かい合う形で噴水があります。
噴水側から見た宮殿
当時の人を想い、ゆっくり歩いていると、どこからか音楽が聞こえてくるような、そんな感じがしてしまいます。
この距離で真正面に宮殿。遮るものが何もないです。広大な庭園はどこもとてもきれいに整備されています。
ハプスブルグ家の偉大さを感じずにはいられません。
グロリエッテ
高台にはグロリエッテがあります。中央上にいるのは鷲だそうです。
この上の部分にも上ることができます。小さく人影が見えています。
グロリエッテ前から臨むシェーンブルン宮殿
画像右側上部に見えているのはシュテファン大聖堂ですね。
グロリエッテから降りてきたところで目の前を馬車が通っていきました。
庭園を一周して戻ってきました。
クリーム色を基調とした宮殿は青い空によく映えます。
この後、宮殿内のツアーに参加しました。宮殿内は撮影禁止です。絵画や調度品が素晴らしいものばかりで、画像がないのは残念と思いましたので、写真がたくさん載っている公式ガイドブックを購入しました。
お天気に恵まれ、自然を感じながら歴史を学び、とてもよい観光になりました。