海外へ行くとコンセントの形状や電圧が違います。
コンセントの形が違って充電ができず、カメラやスマホが使えなくなってしまった、ということがないよう、初めての国を訪れる際は、事前にチェックが必要です。
「Cプラグで注意すること」の項目について一部加筆修正しました。(2019.7.11)
日本のコンセント
最初に日本です。
Aタイプのコンセントです。
アメリカのコンセント
プラグは日本と同じAタイプですので、日本で使用しているものをそのまま使うことができます。
電圧はアメリカの方が高いので、、日本の製品をアメリカで使用すると加熱して製品が壊れる可能性があります。最悪火災になる危険があります。
ただ、最近の電気製品は海外でも使用できるものが多いですので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。(確認作業は必要です。)
海外でも使える電気製品なのかを確認する
確認の方法です。
こちらはスマホの電源アダプタです。
青い線の所に、100-240V 50/60Hz とあります。
電圧100~240Vに対応し、周波数は50HZ・60Hzいずれも使用できる、という表示です。
このように電気製品には使用できる電圧や周波数に対しての表示がありますので、海外へ持って行く電気製品は確認されてから持参するとよいでしょう。
こちらに対応していないものについては、変圧器を使用して電圧を100Vに変換して使用することになります。
ドイツのコンセント
ドイツはCタイプとSEタイプのコンセントです。
(ミュンヘンのホテルではCタイプのコンセントでした。)
ドイツも電圧が高いです。
先ほどの電源アダプタは240Vまで対応していますので使用することができます。
CタイプとSEタイプの違い
Cタイプは差込みのピンの太さが4ミリ、SEタイプは5ミリだそうです。SEタイプの方が太いということです。
Cプラグで注意すること (加筆修正あり)
ドイツ旅行時は、2種類の変換プラグを用意して行きました。
左は世界150ヶ国以上対応の変換プラグ。こちらがあれば今後変換プラグは買う必要ないかな、という商品。
右は100円ショップで見かけたCタイプの変換プラグ。とりあえず買ってみようかな、という感じで購入したものです。
ところが、、、
左の画像のマルチ変換プラグが使えなかったのです。
ドイツのコンセントの形状が
少し窪んでいるのがおわかりいただけますでしょうか?
そしてマルチ変換プラグの形状が
そうなのです、使えなかったのです。コンセント差込口が平らであれば使用できたのですが、窪んでいたのでコンセントまで届かず。
そしてとりあえず買ってみた100円ショップの変換プラグにお世話になることに。
こちらの変換プラグは、コンセントが窪んでいてもプラグ自体が小さいので窪みに収まり、無事使用することができました。正直これがなかったら、現地で変換プラグを探しにいかなければならない状況でした。こんなことってあるのですね。買っておいてよかったです。
※一部修正
先日、夫から指摘がありましたので一部修正させていただきます。
当初使用できないと思っていたマルチ変換プラグは、ある操作をすることで使用できるようになったのだそうです。滞在中気づいて途中からマルチ変換プラグも使用していたとのことです。
この方法で組み立ててみると
ピンの部分が長くなったプラグになりました。長くなったことで、コンセントの差込口まで届くようになり使えるようになった、と。
こちらの説明書ではSEタイプの組み立て方、とありますので、ホテルはSEタイプの差込口だったようです。
解明できない謎
ただ、ちょっと謎ができました。
Cタイプのプラグはピンの太さが4ミリ、SEタイプは5ミリの太さのピンです。
SEタイプの方が太いので
SEタイプ(5ミリのプラグの差込口)にC(4ミリ)のプラグは使える(入る)が
Cタイプ(4ミリのプラグの差込口)にはSE(5ミリ)のプラグは使えない(入らない)、となります。
ドイツのホテルのコンセントがCタイプであれば、ピンを長くした変換プラグはSEタイプですので、本来ならば使え(入り)ません。
SEタイプの変換プラグが使用できたということは、ホテルのコンセントがSEタイプだった、ということになります。
しかし、100円ショップで購入した変換プラグには、
「SE型受け口にC型プラグを挿すとスカスカで外れやすく、通電しません。」とありました。
実際に使用してみて、この100円ショップのCプラグがスカスカだった、ということはなく、良好な状態でプラグを使用することができました。
そうすると、ホテルのコンセントはCタイプ。
さぁ、ではコンセントはCタイプSEタイプいったいどちらのタイプだったのでしょう・・・だんだんややこしくなってきました。
あまり考えていても仕方ないのでこのへんにしておきます。
いずれにしてもどちらの変換プラグも使用することができたことを加えさせていただきます。
(2019.7.11加筆修正)
オーストリアのコンセント
ドイツと同じコンセントです。差込口の窪みについても同様で、100円ショップの変換プラグが活躍しました。
コンセントは和製英語
「コンセント」という言葉は和製英語で、海外では通じないそうです。
英語ではOutlet とかsocketという言葉を使うそうです。
我が家は現地でプラグをコンセントに差し込んで充電する際は、表示が大丈夫であってもプラグが熱くなりすぎていないかを念のため確認するようにしています。
初めての国へ行くときは電気製品の確認を前もって行うと安心ですね。