購入した商品を返品されることってありますか。
日本ではなかなかないですよね。
お買い上げ後1週間以内、とか、一度開封したものはダメ、など 色々決まりがあって返品に至るものは少ないと思います。
さて、アメリカの返品システム。こちらについてはご存知でしょうか。
噂では聞いているけれどホントにできるのかな、と思っていたり、
知ってはいるけれどそんなこと良心が咎めてできない、と思っていらっしゃる方も多いと思います。
アメリカの返品システムは、基本、1週間以内というような期限はなく、開封してもしなくても、食品に至っては食べてしまっても返品することができます。
今回、購入したヨーグルトに不具合があったため、実際にこの返品システムを本場アメリカで体験することになりました。
ヨーグルトの返品は2つ。
- 1つは期限切れ
- もう1つはパッケージが開封されていた
期限切れについては、購入時見ていたつもりだったのですが、抜けがあったようです。日本では期限管理が徹底されているので期限切れの商品を見ることは滅多にないですね。
パッケージの開封については、食べようとして蓋をはがそうとしたら開いていたのです。これもびっくり。
蓋の接着が弱い商品なのかな、とも思いましたが、一緒に購入した同じヨーグルトはしっかり蓋がついていましたので、この1つだけ開封されていたようです。
ということで諸々の驚きとともに交換へ行くことにしました。
購入したパブリックスへ
カスタマーサービスです。返品や交換はカスタマーサービスで受け付けています。
使用したクレジットカードとレシート、そして商品を持ってカウンターへ。
数人並んでいました。みなさん返品のお客様だったようです。
交換していただくつもりが、結果として返品となりました。
返品理由も何も聞かれずに返金処理をして下さいました。欲しかったらまた買ってね~、という具合です。
賞味期限の管理がしきれなかったり、パッケージが開いていたり、と商品が万全でないことがあるため返品のシステムが当たり前にあるのかもしれません。エラー率が日本より高いのかもしれませんね。
今回は他の買い物のついでに寄ったので問題はありませんでしたが、わざわざ返品だけに出かけることになると旅先の貴重な時間を削ってしまうことになりますので、商品を購入する際は入念に確認する必要があることを勉強しました。
スーパーを回っていてふと気になったことがひとつ。
それは、玉子売場に行くと皆さんが普通にパッケージを開けてしまうこと。
パッケージを開けるのってなんとなく抵抗ありませんか?
勝手に開けてしまっていいのかな?なんて思っていたのですが、皆さん普通に開けるのでちょっと真似して開封してみたところ、
あれっ?足りない(笑)
こんなこともあるのですね。それで皆さん開封して確認していた、ということなのでしょう。
こちらのパッケージは日本のように透明のパッケージではありませんので、外から玉子の状態は見えません。
そこで皆さんパッケージを開けて、数は揃っているか、玉子は割れてないか、を確かめてから購入しているのですね。なんだかとても腑に落ちました。
日本のCOSTCO
日本で店舗を増やしてきているCOSTCO。ご自宅の近くにありますでしょうか。
コストコはアメリカの企業です。日本にお店があっても返品のシステムはアメリカと同じで基本何でも返品できます。
我が家は過去に何度か返品しています。
ドライブレコーダー:不具合があって交換しようと思ったら、同じものがなくて返品。(同日に別のドライブレコーダーを購入)
シャンプー:アレルギー反応を起こしたため返品 など。
我が家からはCOSTCOの店舗は近くありませんので、次回の買い物の時に返品するようにしています。少し時間が経っていても気持ちよく受け付けて下さいます。
こんなこともありました。
ある商品を返品した際に、ついでの話として次のような話をしました。
「前回購入したアボカドが傷んでいて食べられるものが少なかったです。前々回も同様で2回続けて同じ状態でした。それまではおいしくいただいていたので、もう少しよい商品を置いていただけるとありがたいのですが。」
すると、お店の方が会員カードから履歴を探し出して、「確かに直近で2回お買い上げいただいていますので、返金させていただきますね」と、過去2回分の返金をして下さいました。
「返金していただかなくて結構ですので、次回来た時によい品物があればそれで充分です。」と丁重にお断りしたのですが、レシートも用意していなかったのにもかかわらず、返金の処理をして下さいました。
アメリカでは強者は、キャンプ道具を購入しキャンプが終わったら返品、とか、旅先でビーチ用品一式購入しバケーションが終わって自宅に帰る前にに返品、という人もいるそうで・・・
そんな勇気はありませんよね。