世界各地で規模の大きな台風やハリケーンが発生しています。この時期に旅行の予定が入っているとお天気情報にハラハラさせられます。今回そんなお天気が心配な旅行になりました。
出発間近に日本では台風19号・20号がやってきていました。
台風20号は出発の2日前に関西地区を猛烈な勢いで駆け抜けて行きました。
出発前に日本を通過してくれてホッとしていたところに、今度はハワイへハリケーンが接近中とのニュースが。
海外でのお天気についてはテレビ等ではなかなか詳細な情報を得ることができず、インターネットで情報収集をしました。
ハリケーン情報に役立ったもの
1.『allhawaii』オールハワイ
そこで役に立ったのがこちらのサイト
『allhawaii』というハワイ州観光局公認総合ポータルサイトです。日本語のサイトです。
この中の「ハワイ州観光局ニュース」というカテゴリでハリケーンに関する情報が比較的頻繁に更新されていました。
ハリケーンに関する
- お天気の状況
- 観光地やショッピングセンターの営業状況
- バスやトロリーの運行状況
- 各島のハリケーン情報サイトのアドレスリンク
- 各航空会社の運行情報サイトのアドレスリンク 等
旅行者が知りたい情報がこちらのサイト一つでほぼカバーできるものです。
2.『Twitter』
そして、情報収集でもう一つ役に立ったのが、
『Twitter』です。
ツイッターはおとな世代にはあまり関係がないのでは?と思っていて、これまで必要を感じていなかったのですが、webサイトを始めるにあたり、3ヶ月ほど前に登録だけはしていました。(未だ何もつぶやいてもいませんし、フォローもできていません)
ハリケーンで最新の情報を知りたい、と思った時に、もしかしてツイッターってどうだろう?と思いました。そこで(はじめて)検索をしてみました。検索項目に「ハリケーン ハワイ」「ハリケーン ホノルル」と文言を入れて検索してみると、現地で過ごしている人の書き込みを見ることができました。
写真や動画付のものもあり、現地の情報をとてもわかりやすく知ることができました。お店が閉まっている画像や、サイレン(警報)が大きな音で鳴り響く様子、買い物をするための行列等の情報がアップされていました。
- ホノルルは思ったほど影響はないけれど、お店は閉まっている
- 万が一に備えて食料品等の買いだめをしている
- コンビニ等はすごい行列
- スーパーのショーケースはガラガラ
- 警報のサイレンが鳴り、その後はそれまで開いていたお店も閉店してしまった
このようにツイートされていた内容をチェックし、現地で困らないように日本から食料を持っていくことにしました。
私達が到着する前日迄、観光地やスーパー、ショッピングセンターが閉鎖、との情報でしたので、食料用のスーツケースを1つ追加しました。水やお茶、すぐに食べられるもの、お菓子を2~3日分入れました。
出発当日、そろそろ自宅を出よう、という時間になりハリケーンがトロピカルストーム(熱帯低気圧)になったとの情報を得て、少しホッとして出発しました。
飛行機は成田を離陸、途中多少の揺れはありましたが無事現地へ到着することができました。ハリケーンが通過したばかりでホノルルの天候は時折雨まじりの曇り、ハワイには珍しく湿度たっぷりのお天気でした。その後徐々にお天気は回復し、いつもの爽やかな青空のハワイになりました。
幸い現地では食料を使用することなく終わりましたので、水やお茶以外の食料はそのまま持ち帰りとなりました。旅先ではその土地のものをいただきたい為、現地の食べたいものを優先したら、持ち込んだものを食べる時間はなかった、という状態です。
ハリケーン後のハワイの状況
オアフ島はハリケーンの被害はほとんどなく済んだようでした。ハワイ島はかなりの被害が出たと聞きました。
観光地の一時閉鎖や食料備蓄の買いだめによるスーパーへの影響がどの程度あったのか記録しておこうと思います。
ビーチ
ホノルル到着後、小雨が降ったりやんだりのなか、ノースショア方面へ行きました。
ビーチは風が強く波が高いため遊泳禁止となっていました。
途中、トイレ休憩を兼ねてDole Plantation(ドール・プランテーション)へ寄りましたが、駐車場が満車で入ることができませんでした。かなり広い駐車場ですが、駐車スぺースではない場所へも車が沢山駐車していました。観光客でいっぱいでした。
今迄このドール・プランテーションで駐車場がいっぱいで入れなかったことはありませんでした。ハリケーンによる閉鎖で前日まで観光客が出かけられなかった影響かもしれません。
飲食店
通常営業が開始されていました。
ドライブで通ったハレイワ、カフク地区もお店は開いていました。
スーパーマーケット
通常営業になっていました。
品切れが発生していることを覚悟でスーパーへ行きましたが、品薄ではありましたが欲しいものが買えないということはありませんでした。
店内の様子です。
青果売り場です。いつもの品揃えと変わりませんでした。
ハムやベーコンの売場です。多少品薄です。
水の売場
ショーケースはガランとしています。銘柄にこだわらなければ水の確保は可能でした。
保存できる食品は品薄です。インスタント麺の売場です。
こちらは缶詰の売場
現地では20日分の食料を確保するように、と言われていたそうです。長期の食料の確保にはインスタント麺や缶詰ですね。
乳製品売場
右側はアーモンドミルクです。左奥が牛乳。品薄です。牛乳はこの後しばらく品薄状態でした。
ヨーグルト売場
売り切れのものもいくつかありますが、不便を感じることはありません。
パン売場
こちらも売り切れのものはありましたが、他にベーカリーコーナー(画面右奥)もあるので品揃えは充分だと思います。
すぐに食べられるお寿司やお惣菜等の食品は普段通りの品揃えでした。
カットフルーツ売場。こちらもいつもとかわりなく。
上記の画像は『SAFEWAY』セーフウェイというスーパーのものですが、他のスーパーも同様の状況でした。
まとめ
旅行では旅先のお天気情報等をしっかりと取得して現地で困ることがないように準備することが大切です。
結果として今回は持参した食料を使うことなく済みましたが、このような天候時の旅行は初めてでしたので、よい経験となりました。
Twitterなどの情報源についても、自分では必要ないと勝手に決めつけるのではなく、もっと上手に活用していかなければいけないな、と思いました。