退職してはや3ヶ月。毎日があっという間の生活をしています。
退職後はすぐにのんびりとできるか…
人それぞれだと思いますが、私の場合はできませんでした。
諸々の手続き等、やることはそれなりにあり、出かける機会も多かったです。
ここにきてようやく生活のリズムができはじめました。
退職からこれまで、どんな日を過ごしたのかを記録してみようと思います。
退職日当日のこと
退職日までは残った有給休暇を取得させていただくことができました。
辞めることが決まってから少しずつ消化していたのですが、それでも20日以上残りました。
最終的には1ヶ月程お休み、という形になりました。
世の中には有給休暇を使い切れずに(使わせてもらえずに)辞める人もいらっしゃいますので、ありがたいことです。
有休取得期間には支店へ挨拶回りに出かけました。普段なかなかお話しする機会のない人に、伺うことでゆっくりとお話しすることができ、よかったと思っています。
そして退職当日、久しぶりに職場へ行き、みなさんにご挨拶をしました。事前に社長は外出のため不在、と聞いていましたが、ちょうど出かける直前の社長にお会いし、これまでのお礼を伝えることができました。
みなさんに挨拶してすっきりしました。会社を去る寂しさが不思議となく、「Pocoさん、なんだかとっても嬉しそうですね~ 演技でいいので悲しそうにして下さいよー」と声をかけられたりしました。
退職日当日の手続き
退職日って何をするのだろう? なんて思ったことありませんか。
辞める日に今更やることはないでしょ、という感じですがいくつかありました。
1. 雇用保険被保険者離職証明書にサイン
退職したことを証明する離職票の内容を確認し、署名捺印します。
こちらの書類は会社がハローワークへ提出する書類です。
離職理由やこれまでのお給料の額などが書かれた書類で、失業保険を受給する際の受給期間や受給金額が決まる大事な書類ですので内容をよく確認しましょう。確認後、間違いなければサインをし押印します。
書類の流れ:会社→ハローワーク→会社→本人
手続きが完了すると、会社から離職票が送られてきます。
後日失業保険を申請する際に必要になる書類です。紛失しないように…
2. 健康保険証を返却する
これまで使用していた健康保険証を返却しました。
退職後の健康保険は
- これまでの健保に引き続き加入する任意継続保険
- 国民健康保険
の2種類の方法がありますが、私の場合は国民健康保険へ切り替えです。(保険料の安い方を選びました)
※退職証明書の発行(任意ですが結構大事)
会社に【退職証明書】を発行していただくことをおススメします。
国民健康保険へ切り替える際、上記の離職票が必要になりますが、退職証明書でも手続きをすることができます。
通常、離職票を持参して役所で手続きをしますが、離職票は退職後すぐには送られてきません。
1週間から10日程度かかると思います。
私の職場では、
会社→社会保険事務所→ハローワーク→社会保険事務所→会社→本人
会社が社会保険事務所を通して手続きをするため、より一層時間がかかります。加えて年末年始をはさんだため離職票が送られてくるまでに25日かかりました。
離職票が届くまでは健康保険に入れず、未加入期間が発生してしまいます。
この間、病気や怪我をすると自費の診療になります。(国民健康保険加入後、払い過ぎた診療費は返金されます)
私はのんきに構えていて、退職証明書をいただかずそのまま健康保険未加入状態でした。
そんな時に限って、です。はい、体調を崩しました。しかも出先で。汗
自宅で体調を崩した場合は自費で支払い、後で精算すればいいゎ、と思いますが、出先で病院の自費診療。
後で、その病院まで保険証を持参しなければいけません。旅費が診療金額を超える…事態になります。
10割負担で1万円の診療費を支払う(本来なら3,000円)
7,000円戻してもらうために3万円の交通費を支払う
こんなことに成りかねません。
そんな訳で、健康保険証がないため(本来ならば病院に行くくらい体調が悪いところを)市販薬で乗り切ったのですが、こういうことにならないよう、是非 退職証明書をいただいて速やかに健康保険の手続きをして下さいね。
3. 年金手帳を受け取る
会社へ預けていた年金手帳を受け取ります。
当日返却しますね、と言われていました。が、担当者も私もすっかり忘れてしまい、受け取らずに帰宅してしまいました。
年金手帳は後日郵送で返却されました。
退職当日の手続きは以上です。
後日、役所やハローワークで年金や健康保険の手続きを行いました。それについては改めて。
小さな職場に勤務した一個人の出来事ですので「あれっおかしいぞ」、なんて思うこともあるかもしれません。
そんなものか~ という程度にお読みいただければ幸いです。